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No.50 一枚板とは?人々を惹きつけるその魅力に迫る!

一枚板という言葉、皆さま聞いたことありますでしょうか?一枚板は主にダイニングテーブルとして使用される家具の一種で、その名の通り、一枚の大きな板をほとんど加工することなく、天然木の色や形をそのまま生かした家具です。美しい杢目であることや、欠損のない綺麗な状態の板のみ商品化されるため、通常のテーブルよりも希少価値が高い商品ですが、それでも買いたくなる、人々を惹きつける魅力があります。今回はその魅力に迫ります!

1.唯一無二の特別感

ポイント1
ポイント2
一枚板は、大きな丸太から切り出された板をそのまま使用した「世界に一つだけの家具」です。通常のテーブルとは違い、同じ木目や節、形状のものはなく、それぞれが異なる表情を持っています。

着色や加工を施すことなく、美しい杢目(もくめ)や節、木の形をダイレクトに活かした形状は、一枚板ならではの個性であり、空間に特別な雰囲気を与えます。

特に美しい光沢は一枚板の最大の魅力であり、加工品のテーブルには出せない独特な輝きが見る人を魅了します。

その光沢の秘密は杢目(もくめ)にあります。
木目ではなく杢目です。
年輪など皆さまに馴染みのあるのは木目の方ですが、木目の中でも、特に装飾的な特殊模様のことを杢目と呼びます。杢目は非常に緻密かつ複雑で、この複雑な模様によって光が多方向に拡散・干渉し、独特の美しい輝きが生まれます。通常の無垢テーブルにも稀に現れることがありますが、杢目が途切れることなく端から端までつながっている一枚板は杢目の美しさが段違いです。

2.経年変化を楽しめる

一枚板は、時間とともに変化する「育てる家具」です。
というのも、天然木は紫外線や酸化によって少しずつ色が変わるという面白い特性があります。

例えば、チェリーは最初は淡いピンク色ですが徐々に飴色に変化していき、逆にベースが深みのある茶色であるウォールナットは、徐々に明るい茶色へと変化していきます。

これらは置かれる環境や取扱い方によっても微妙に変化の仕方に差が出るため、そのご家庭だけの特別なテーブルへと変化していく楽しみがあります。

3.実用性とメンテナンス

ポイント5
ポイント6
一枚板の使い勝手も気になるところですよね。一枚板は見た目の美しさだけでなく、耐久性にも優れた実用的な家具なのです。

長く使える耐久性
一枚板は反りを防ぐために通常のテーブルよりも厚みも持たせて作られています。厚みがある=頑丈であるということ。
適切な管理をすれば数十年、さらには世代を超えて受け継いで行ける耐久性を誇ります。子供の成長とともについていった傷も家族の思い出として刻まれ愛着が深まることでしょう。

メンテナンス方法
日々のお手入れはそこまで難しくありません。基本的には水拭きと乾拭きで大丈夫です。ただし塗装の種類によってメンテナンス方法に違いがあります。

<ウレタン塗装>
ウレタン樹脂のコーティングを施した仕上げのため、水の染み込みや多少の傷は防ぐことができます。コーティングは10~20年を目途に劣化してくるため、たまった傷や汚れともに業者に再塗装を依頼することでリフレッシュできます。

<オイル塗装>
木の表面にオイルを染み込ませた仕上げ。木の質感を最大限楽しめることが魅力ですが、水分や汚れを放置するとシミになるため注意が必要であり、オイルも徐々に蒸発していくため半年~年に1回程度塗り直す必要があります。ウレタン塗装とは異なり、傷や汚れがついてもサンドペーパーで表面を削ることで補修することができます。

より詳しいメンテンナンス方法については以下の記事をご参照下さい。
無垢のダイニングテーブルの詳しいメンテナンス方法について

ちなみに十二十家具ではウレタン塗装の一枚板を販売しています。
一枚板のラインナップはこちら!

まとめ

ポイント7
ポイント8
一枚板の魅力はその見た目の華やかさだけにとどまりません。買った後の暮らしに与える影響も大きいのです。

それはずばり「家族とともに育つ家具である」こと。

一枚板は、経年変化を楽しみながら長く使うことができるため、家族の歴史とともに成長します。子どもが成長する過程で傷がついたり、色が変わったりするのも、かけがえのない思い出となるでしょう。

一生モノとして使っていける耐久性があり、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いだけでなく、補修やメンテナンスをしながら大切に使っていくことで愛着の湧く特別な存在になります。

自分の子どもに受け継ぐというのも素敵ですね。

最後に・・・

近年、家具業界は大きく変化しています。低価格の家具が増え、それ自体は決して悪いことではありません。
しかし、その一方で、家具に対する想いが薄れてしまっているように感じることがあります。それがとても寂しく思えるのです。

長年、家具を大切に使っているお客様からは、
「昔、いい家具を買ったんだ」と誇らしげに語られることがあります。
また、長く愛用した家具が壊れた際に手を合わせて供養される方や、
お子様がたくさんのシールを貼ったベビータンスを手放すとき、涙を流してお別れを告げる方もいらっしゃいます。

そこには、購入時の想いがあり、「少し無理をしてでも、良い家具を買おう」と決めた覚悟があり、日々の暮らしの中で生まれる思い出やドラマがあります。

だからこそ、家具には自然と愛着が湧くのです。
そして、その背景には、作り手のこだわりや想いが込められています。

私たちは、10年、20年と長く愛される家具になってほしいという願いを込めて、
「十二十家具(とにとかぐ)」と名付けました。

時代が変わり、インターネットの普及によって家具の買い方は大きく変わりました。
それでもなお、心を込めた家具選びをしてほしいと私たちは願っています。
私たちは、実際に作り手の話を聞き、厳選した家具を提供しています。
ぜひ、下記のECサイトより、商品をご覧いただければ幸いです。
十二十家具オンラインストアはこちら!

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