No.59 部屋が広く見える！家具レイアウトのヒント

家具の選び方や配置次第で、部屋の印象ってほんとに変わります。以下のポイントを押さえると、実際より広く見える部屋づくりができますよ。

1.家具の高さを揃える or 低くする
・背の高い家具は圧迫感が出やすい。
・ロータイプのソファ、テレビボード、ベッドなどを使うと視界が抜けて広く感じる。
・同じ高さの家具を並べると、空間が整って見える。

2.壁際に寄せすぎない
・壁にピッタリくっつけると逆に窮屈に見えることも。
・少し余白を持たせたり、角に抜け感を作ると開放感UP。

3.動線をしっかり確保
・家具の間にスムーズに歩けるスペースを作る（60cm〜90cmが理想）。
・“人が通れる余白”があるだけで、部屋の余裕が伝わる。

4.脚付き家具を選ぶ
・床が見える範囲が増える → 視覚的に広く見える。
・特に、ソファやテレビボード、チェストなどに効果的。

5.色・素材を軽やかに
・明るめの色（ベージュ、グレー、白系）＋木のナチュラルカラーが◎。
・ガラスやスチールなど抜け感のある素材も、広さ演出に有効。

6.ラグで“ゾーニング”する
・リビングの中央にラグを敷くと、「ここがリビング」と視覚的に空間を分けられる。
・ラグのサイズは、家具の脚が一部乗るくらいがベスト。

いかがでしたでしょうか？

広さに余裕のない間取りでも、家具の選び方・配置の仕方を工夫することでより広く感じられる空間づくりが可能です。

ゆとりのあるインテリアコーディネートで快適なお住まいをつくりましょう！

近年、家具業界は大きく変化しています。低価格の家具が増え、それ自体は決して悪いことではありません。
しかし、その一方で、家具に対する想いが薄れてしまっているように感じることがあります。それがとても寂しく思えるのです。

長年、家具を大切に使っているお客様からは、
「昔、いい家具を買ったんだ」と誇らしげに語られることがあります。
また、長く愛用した家具が壊れた際に手を合わせて供養される方や、
お子様がたくさんのシールを貼ったベビータンスを手放すとき、涙を流してお別れを告げる方もいらっしゃいます。

そこには、購入時の想いがあり、「少し無理をしてでも、良い家具を買おう」と決めた覚悟があり、日々の暮らしの中で生まれる思い出やドラマがあります。

だからこそ、家具には自然と愛着が湧くのです。
そして、その背景には、作り手のこだわりや想いが込められています。

私たちは、10年、20年と長く愛される家具になってほしいという願いを込めて、
「十二十家具（とにとかぐ）」と名付けました。

時代が変わり、インターネットの普及によって家具の買い方は大きく変わりました。
それでもなお、心を込めた家具選びをしてほしいと私たちは願っています。
私たちは、実際に作り手の話を聞き、厳選した家具を提供しています。
ぜひ、下記のECサイトより、商品をご覧いただければ幸いです。