No.34 経年変化を楽しむ、使うほどに味が増すダイニングテーブル

天然木の経年変化をご存知でしょうか。
木材の天然成分が外的要因によって変化することで経年変化は生じます。
主な要因としては酸化や紫外線によるもの、そしてオイルやワックスなどの仕上げ材の経年変化による木材の見た目が変化することもあります。
また表面が摩耗することで木目がはっきりと浮き出て見えるようになったり、傷がつくことでの見た目の変化も経年変化のひとつとされ、味わい深さが増していきます。

店頭の展示品はブラックチェリーという樹種のもので、特に経年変化が大きいもの。
半年から1年くらいで淡いピンク色からだんだんと色が濃くなっていき、飴色のようなオレンジ色に近い赤褐色に変化していきます。
単色では表現できない深い赤褐色の色味と木材がもつ油分の自然な艶感が相まって渋みが増していく、かっこいい樹種です。

※画像はブラックチェリーを使ったコートハンガーのフックとテレビボード。同じ場所に置いていても日の当たり方によってここまで違いが生じます。

今回ご紹介のテーブルでは他にも経年で色が薄くなっていくウォルナットや色が濃くなっていくオークなどの樹種を選ぶことができ、お部屋の雰囲気やお好みに合わせることが可能です。
“家具を育てる”という楽しみをぜひご堪能ください！