No.18 時計入荷記念！！

一言で時計といってもさまざまな種類がありますよね。
壁掛け、置き型、腕時計、懐中時計…。形も用途も多種多様ですが、構造自体は同じようにつくられています。
ここでは意外と知られていない、時計の仕組みのお話をいたしましょう！

〇水晶の振動で時を刻む、クォーツ時計
その名の通り、水晶を用いた時計。
水晶には電圧をかけると規則的に振動するという特性があり、その特性を生かして１秒を刻んでいます。クォーツ時計の中でも針で時間を指すアナログ式と液晶で時間を示すデジタル式があります。
このクォーツ時計の歴史は意外と浅く、1927年にアメリカでクォーツ時計の基本原理が考案されました。日本では1937年に開発されたのがはじまりです。
クォーツ式の時計は機械式の時計に比べて高精度で、かつ低価格なところがメリットです。普及している時計の多くがこちらに該当します。

〇寸分の狂いも許さない、電波時計
原子時計を用いた正確な時間が発信された標準電波を受信し、自動的に時刻とカレンダーを修正する機能をもちます。
標準電波を発しているのは日本では福島県と佐賀県のみ。この２地点から日本全国へ電波を発しています。
秒単位で時刻を修正してくれるため、正確さが抜群なのが魅力です。

〇お部屋に合わせた時の刻み方
・音で時を刻む、ステップムーブメント
一秒単位でカチコチ音がするため、正確に時間を測りたい時には重宝します。このカチコチ音は秒針の音ではなく時計を動かす機関であるムーブメントが動く音のため、秒針がなくても音がします。音があまり気にならないリビングやダイニングにオススメです。

・滑らかな秒針の動きが美しい、スイープムーブメント
文字盤を滑るように連続的に秒針が動き、カチコチ音がしないタイプです（構造上、完全に無音ではありませんが…）。寝室など静かな空間にオススメです。


身近にある時計にもさまざまな種類があります。
使う場所や用途に合わせて、お好きな時計を選んでみましょう！