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No.14 色の効果

家具を選ぶとき、デザインや機能性を考えるかと思いますが、何より色を考える方も多いのではないでしょうか。
皆さんはお家の中のものの色を決めるとき、何を基準にしていますか?自分の好きな色、他の家具との兼ね合いなどさまざまな観点があるかと思います。
今回はお家の中の色についてのご紹介です!

奥行をつくる色

ポイント1
ポイント2
お部屋を広く見せる手法はそもそもの物を減らす、大きな鏡を置くなどさまざまありますが、実は色にもその効果をもたらすものがあります。
赤色と青色の丸の画像をご覧ください。サイズはどちらも同じですが、青色の丸の方が小さく、ないしは奥まって見えませんでしょうか?これが「後退色」と呼ばれる色の効果です。青色や紫色など寒色とされる色がこちらになります。視覚的に実際の距離より遠くにあるように見せる色であり、収縮色とも呼ばれます。壁紙をこの色にするとより実際のお部屋の広さ以上に奥行を感じることができるため、お部屋の壁一面に用いると効果的です。2つ目の和室の画像ではお部屋の奥の壁にネイビー系の色をいれており、効果的な「後退色」の活用例です。インテリアでこの色を用いても同様の効果が期待できます。

ただし、前述のとおり後退色は寒色に分類されるため、たくさん使いすぎると寒々しい雰囲気になってしまうかも…。奥行をつけたいワンポイントに使ってみるのがおすすめです。

ちなみに、「後退色」の反対に「進出色」もあります。赤色や黄色などの暖色系の色が該当し、浮き出て見える、膨張して見えるという効果があります。暖色系で面積を大きくとると少し迫ってくるような印象があるかもしれません。

廊下や縦に長いお部屋など奥行を活かしたいお部屋ではこれらの色遣いを意識してみてはいかがでしょうか?

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配色の黄金比

ポイント3
ポイント4
インテリアや壁紙などを考える際、どうしても一つのインテリアや壁一面だけで考えてしまいがちですが、お部屋全体でトータルコーディネートすることが大切です。
配色で基本となる黄金比は
70(ベースカラー):25(アソートカラー):5(アクセントカラー)
とされています。

〇ベースカラー
床や壁、天井の内装材といった大きな面積を占める部分です。ホワイトやベージュなどの何にでも合わせやすい色が好まれます。容易に変えられるものではないため、このベースカラーがお部屋づくりの土台になります。

〇アソートカラー
ドアや家具全般、カーテンなど主なインテリア類の色になります。ベースカラーに次いで存在感があり、この配色によってお部屋の印象が変わります。このアソートカラーの中で色味を合わせると統一感が出せるため、まとまった空間に仕上がります。

〇アクセントカラー
クッションや装飾品など、ワンポイントに用いる色。ベースカラーやアソートカラーと全く違う色味を使って空間にアクセントをつけることもできます。あえて浮いた色味を置くことでお部屋の雰囲気を引き締める役割を果たします。

上の画像を見比べてみましょう。どちらも床の色は同じですが、壁紙や家具の色合いによって雰囲気は全く異なるかと思います。
1つ目のお部屋はアソートカラーである家具を床色に合わせて淡い色で統一。物も少なくしてすっきりとした印象です。ベースカラーに合わせて他の色も統一させるとこのようなシンプルな仕上がりになります。ただ、アクセントカラーを用いていないため少しぼんやりとした印象があるかもしれません。

対して2つ目は壁紙を暗い色にし、ベースカラーを少し暗めに。アソートカラーの家具も合わせてウォルナットなどの濃い色を中心にしています。アクセントに椅子の座面の青色や観葉植物の鮮やかな緑色を取り入れました。ベースカラー、アソートカラーを暗めにしてアクセントカラーに明るい色をいれるとより明るい色が鮮やかに感じることができますね。


今お住まいのお部屋をコーディネートする際、リフォームをしない場合はベースカラーは基本的に決まっている状態。アソートカラー、ベースカラーがお部屋の雰囲気を左右します。
家具を選ぶ際にもこの観点をもって見てみると、お部屋にマッチした家具をみつけられることでしょう!
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家具選びの際には遠くからお部屋をみて

お店で何かを見ていると、その場でよいと思ったものでもお家に持って帰るとイメージと違う、ということはよくあります。インテリアについて考える際には俯瞰的な視点が必要です。お部屋全体をみたときにどのような系統の色が多いか、インテリアにどのような効果をもたせるかによって選ぶべきものが変わってくるものです。
例えば、ナチュラル系で木の家具や明るいテイストの色が多いなかに黒のセラミックのテーブルを置くと明らかに異質の存在になります。(アクセントとして違った素材感を出すのであればよいですが…。)セラミックテーブル単体で見ていいな、と思ってもお部屋の雰囲気を崩してしまうのでは台無しです。同じセラミックでもグレー系の明るいセラミックを選ぶなどしてみるとよいかもしれません。他の家具と色や素材を合わせ選ぶことが大切です。

もし色や素材感でお悩みでしたら今のお部屋の雰囲気やお持ちの家具についてお伝えください。最適な家具のご提案をさせていただきます!

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